2015/02/04

平成27年2月号 ウルトラQ第3話「宇宙からの贈りもの」

平成27年2月号 ウルトラQ第3話「宇宙からの贈りもの」


火星の表面を撮影するために飛ばした宇宙ロケットのカプセルが地球に戻ってきた。
宇宙ロケットは火星の地表に衝突してこっぱみじんに吹っ飛んだはずなのに、カプセルはなぜ戻ってきたのか。
それに、カプセルの中には、うずらの卵に似た金色の丸い玉が二つ入った金属の箱。
火星人からの贈りものかと科学者たちは頭をひねるが、その玉が何かは誰もわからない。
金色の玉は金庫の中で厳重に保管されていたが、金庫破りが金塊と思って盗んでしまった。
二つの玉のうち一つは金庫破りによってオオクラ島という南の火山島に持ち出され、その島の洞窟の中で地熱によって巨大化して、中から出てきたのが巨大なナメクジ。
(番組の中のテレビのニュースではアナウンサーが「火星怪獣」と言っていた。この怪獣はのちに「ナメゴン」と命名された)
さすが特撮の円谷プロ。
巨大なナメクジがふ化して殻を破って出てくるシーンや、洞窟から岩を砕いて出てくるシーン、大きな岩を蹴散らしながら前に進むシーン、
どれも迫力満点。


頭から突き出た二つの大きな目からは光線を発するから要注意。

このフィギュアはメガハウス社のアートワークコレクション。
なぜか生木彫りバージョンまである。


仲良く並んでツーショット。


ウルトラQにはウルトラマンやウルトラセブンのようなスーパーヒーローは出てこない。
科学特捜隊や地球防衛軍のように怪獣に対抗するプロ集団もいない。
だから怪獣退治には全くの素人であるセスナパイロットの万城目(佐原健二)、助手の一平(西条康彦)、新聞記者の由利子(桜井浩子)の3人が体当たりで怪獣に対峙しなくてはならない。
怪獣も人間目線から見るとこんなに大きい。
この写真は手前のアタッシュケースを手に驚いている金庫破りの男に焦点を当ててみたもの。



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