2018年1月7日日曜日

平成24年4月号 昭和の思い出

平成24年4月号 昭和の思い出

閉塞感が充満している時代だからだろうか。今ほど豊かではなかったが、だれもが明るい未来に向かって生き生きと生活していた戦後の昭和が懐かしく思い出されている。
 開発に取り残された街がレトロな街並みとして再発見されたり、ショッピングモールに昔の駄菓子屋を再現した店がオープンしたり、最近では、書店に行けばウルトラマンが表紙を飾っている雑誌を見かけたりもする。
 高度成長経済が始まり、日本中が活気に満ちあふれていた頃、私はまだ小学生だった。
 東京オリンピックの記憶はないが、近所の人に大阪万博に連れて行ってもらい、当時の時代の高揚感を子ども心に感じとったことは今でも鮮明に覚えている。
 そこで、今月は懐かしの「昭和」をコレクションボックスに詰めてみた。




 説明は不要かもしれないが、手前右は南極観測船「ふじ」、左は16文キックを悪役レスラーに見舞うジャイアント馬場、中段右と奥の左は、コカコーラのおまけの車と昭和の街並みの写真、中段左はウルトラマンとゼットン、最上段右はアイススラッガーを投げようとするウルトラセブン。




 相手をロープに投げて、足を上げているところにちゃんと戻ってきて当たってくれる、というのがジャイアント馬場の定番というイメージが強いが、昭和40年代にはトップロープにのぼり、倒れている相手にニードロップを見舞うという俊敏な動きをしていた。

 下の写真は、4年前の7月に会津を旅行したとき、喜多方で撮った写真。ちょうど「喜多方レトロ横丁」という催しを行っていて、メインストリートには昭和30年代の車がずらりと並んでいた。これは懐かしの三輪トラック。


 右は昨年12月、沖縄に行ったとき、オリオンビールの工場で撮った写真。昭和の頃のよろず屋?を再現している。



先月、宇宙飛行士の古川さんがあこがれのウルトラセブンと対面した、との記事が出ていた。モロボシ・ダン役の森次晃嗣さんも出てきて古川さんと対談している。
 これはウルトラシリーズの新作映画「ウルトラマンサーガ」のイベントで実現したもので、「ウルトラマンサーガ」には「ハイパーゼットン」が出てくる。きっとパワーアップした「ゼットン」なのだろう。
 うれしいことに、コンピューター・グラフィックス(CG)大全盛の時代に、ウルトラシリーズ伝統の特撮を重視している。他でも書いたが、CGは目も疲れるし、どうも嘘くさくて好きになれない。
 あえて映画館まで見に行こうとは思わないが、特撮ならミニチュアセットを派手に壊す場面も出てくるだろうか。
 ウルトラシリーズは歳をとるとともに遠ざかっていったということもあるが、真剣に見たのは「帰ってきたウルトラマン」まで。
 「ウルトラマンA(エース)」はカードを集めたので、大量に買い込んだスナック菓子を食べるのに苦労したが、エースと超獣(エースでは「怪獣」でなく「超獣」)との戦闘場面では、周りにはビルなどのミニチュアセットあるものの、実際に闘っている真中の部分はくりぬかれて土になっていたので、建物などを壊すシーンがなかった。
 やっぱり特撮は建物を壊す場面がないとつまらない。
 ウルトラシリーズでの戦闘シーンの圧巻は、ウルトラマンでゴモラが大阪城を破壊するところだと今でも思っている。
 そのシーンも近いうちにこのコーナーでご紹介するのでご期待を。
 ゴモラ、バルタン星人、ガラモン、キングジョー、みんな「出番はまだか」とうずうずしている。

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