平成24年5月号 ウルトラシリーズ(その1) ゴモラとバルタン星人
今回は、前回話が出てきたゴモラが大阪城を破壊するシーン。
南太平洋のジョンソン島で発見されたゴモラは、生け捕りにして大阪万博に展示しようとする生物学者ナカヤ教授の要請で科学特捜隊が日本に空輸することになった。麻酔銃で眠らせて網で捕獲したゴモラをビートル号3機で吊り下げて運んだが、六甲山中の研究所にたどり着く直前、麻酔が切れて暴れ出したので、やむなく六甲山中に落下させた。
落下のショックで凶暴な怪獣に変身したゴモラは大阪市街に出現し、大暴れする。
そして、地中を移動しながらたどりついたのが大阪城。
待ち構えていた科学特捜隊と自衛隊が懸命に大阪城を守ろうとするが、「ゴモラを運んできたのは我々科学特捜隊だ。科学特捜隊の名誉挽回のためにも大阪城を守ってくれ」というムラマツ隊長の叫びもむなしく、大阪城は無残にも破壊されてしまった。
それでもウルトラマンの活躍でゴモラを倒すことができ、ゴモラははく製になって大阪万博に展示されることになった。
大阪城を攻撃する時には科学特捜隊の攻撃で尻尾が切られていたが、尻尾があった方がゴモラらしいのでそのままにした。
ゴモラは確かガチャポンでゲットしたものだったと思う。大阪城は、最近まで店頭に出回っていた「天下の覇城」シリーズ其の壱から。「其の壱」には他に安土城、江戸城がバージョン違いであり、全部で6種類+シークレット。1月のこのコーナーで紹介した「日本の名城」シリーズよりサイズが大きく、より精巧にできているので続編を期待していたが、「其の弐」が出たかどうかは不明。
大阪万博ではアメリカ館で月の石を見たが、ゴモラのはく製が展示されていた「古代館」は3時間待ちだったので見るのをあきらめた。
一方、破壊された大阪城の方は平成7年から9年の修理で往時の輝きを戻し現在に至っている。(この箇所は一部フィクションです)
もう10年近く前になるが、100円ショップの「キャンドゥ」には便利なものが売られていた。
コレクションボックスは、下の写真の後ろの、高さの違う2種類。どちらもとりはずしができるひな壇がついている。
それから「優れもの」が手前の「ジオラマベース」。5種類あって、左から、波、砂漠、宇宙、草原、落ち葉。
大きさは上のコレクションボックスにちょうど収まるようになっている。
上のゴモラでは「砂漠」を使っている。
これらの商品も「キャンドゥ」のオリジナルブランドだが、残念ながら今では販売されていない。
下の写真はバルタン星人。「フォッ、フォッ、フォッ、フォッ」
ジオラマベースは「宇宙」を使っているが、こうやってビルを置くと市街地としても使える。
ビルはアキバヨドで購入した「ウルトラシティビルセット」。これもお手軽ジオラマの強い味方だ。
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