平成26年5月号 フィギュアで綴る日本古代史(その3 古墳時代)
日本古代史の最終回は古墳時代の続き。
まずは三角縁神獣鏡。
周縁の断面が三角形になっていて、神像と霊獣の文様が描かれているのでその名がついている。
畿内を中心として各地に前方後円墳が造られた前期(3世紀初~4世紀末)の古墳から出土されている。
続いて鎧兜に身を固めた挂甲武人(けいこうぶじん)埴輪(6世紀)。
群馬県太田市飯塚町出土のもので、本物は国宝に指定されていてトーハクが所蔵している。
本物は1体しか発掘されていないが、当時は兵馬俑のように複数埋められていたのではないかと思い、2体並べてみた。
最後は馬埴輪(6世紀)。埼玉県熊谷市上中条出土。
「フィギュアで綴る日本古代史」は今回で終了ですが、日本古代史は、邪馬台国はどこにあったのか、卑弥呼とはだれのことだったのか、倭の五王とはだれのことをさすのか、などなど謎が多くて興味が尽きません。
あらためて「日本古代史を巡る旅」といったタイトルでゆかりの地を歩いてみたいと思います。
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