2020年8月22日土曜日

平成26年9月号 オルセー美術館展

平成26年9月号 オルセー美術館展


国立新美術館で開催中のオルセー美術館展に行ってきた。
オルセー美術館には20年以上前にパリに行ったとき、印象派の作品を中心にじっくり見てきたので、もう一度日本で見ることができてとても懐かしく感じた。
そこで、今回は展覧会の開催にあわせて、私のオルセー美術館絵画コレクションをご紹介(コレクションといっても、もちろん本物ではなく、オルセー美術館のミュージアム・ショップで買ってきたた絵はがきコレクション)。


7年前の「モネ 大回顧展(国立新美術館)」以来久しぶりのモネ「サン・ラザール駅」。
白い蒸気にかすむ機関車、乗客、背景の建物、そして後方から差し込む柔らかな光。
モネらしくその場の空気が感じられる作品。


セザンヌの作品はおそらく20数年ぶり。
上が「レスタックから望むマルセイユ湾」、下が「マンシーの橋」。セザンヌのこういったカチッとした構図の絵も私の好み。



オルセー美術館では他の絵はがきも買ったが、今回は私の好きなアンリ・ルソー「蛇使いの女」(上)とゴーギャンの「レ・ザリスカン(アルル)」(下)をご紹介。


どちらも平成22(2010)年に国立新博物館で開催されたオルセー美術館展2010「ポスト印象派」で来日した作品。
オルセー美術館では絵はがきを10枚買ったが、紹介したもののほかに、ポスト印象派展で来日したモネ「睡蓮の池 緑のハーモニー」、ゴッホ「アルルのゴッホの寝室」もあるので、10枚のうち7枚がいままで日本に来ていることにあらためて気が付いた。
きっとこれも何かの縁なのだろうか。こういった縁を大切にしてこれからもいい作品を楽しんでいきたい。

パリでは、モネの作品の蒐集で有名なマルモッタン美術館にも行って、「印象・日の出」も見てきた。


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