2020年8月23日日曜日

平成26年10月号 大判小判がざっくざく(江戸時代編パートⅡ)

平成26年10月号 大判小判がざっくざく(江戸時代編パートⅡ)

今年7月に紹介した天正大判の本物を見てきた!
先週末、九州に行く用事があったので、九州国立博物館で開催されている「台北國立故宮博物院展」を見に行って、常設展にも寄ったら、昔の貨幣のコーナーに元禄大判や万延大判(平成25年4月に紹介)とならんで、縦の長さ17cm、横の幅10cmほどの世界最大と言われる黄金の大判が輝きを放っていた。
九博の出品目録を見たら、この天正大判をはじめ展示されていた金の大判小判は個人蔵で、展示期間も8月19日から12月23日までの限定だったので、全くの偶然でいいものにめぐり合うことができた。


(天正大判 これは7月に紹介したミニチュアの複製)


そこで今回は「大判小判がざっくざく」第3弾「江戸時代編パートⅡ」。


前列は左から、文政小判、享保大判、天保大判、天保五両判。
後列は左から、宝永小判、慶長小判、慶長一分金(表と裏)、文政二分判(表と裏)。
(前列一番左は、大きさの比較のために置いた現行の五円玉。)

 
こちらは慶長一分金と文政二分判のアップ。


日本で鋳造された大判金は全部で六枚。
年代順では、天正大判、慶長大判、元禄大判、享保大判、天保大判、万延大判。
これで三回に分けて六枚すべてを紹介することができた。


次回は日本最古の金貨で、重要文化財に指定されている開基勝宝と、明治時代の金貨を紹介します。 


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