平成29年5月号 東京国立博物館 特別展「茶の湯」
東京国立博物館で開催中の特別展「茶の湯」に行ってきた。
足利将軍家にはじまって、千利休、古田織部、小堀遠州、松平不昧、そして益田鈍翁ほか近代数寄者に連なる茶の湯の流れに沿って、茶の湯には欠かせない名物が展示されていて、中国から伝来した唐物(からもの)から、日本の焼物まで、貴重な名物を一度に見ることができた。
そこで今月は茶の湯にちなんで、ガチャガチャのエポック社「ミニジオラマシリーズ 茶室」をご紹介。
3センチ四方の畳一枚に納まる大きさのミニチュアでも、一つ一つの小物の出来栄えはグッド。
左から風炉釜(ふろがま)、その前に柄杓(ひしゃく)と蓋置(ふたおき)、風炉釜の右隣が、水指(みずさし)と建水(けんすい)、その手前が茶碗と茶筅(ちゃせん)、その右隣がお盆の上に棗(なつめ)と茶杓(ちゃしゃく)、その右隣にお茶と和菓子を三人前並べてみた。
そして背景は、茶室の壁をイメージして、薄茶色の画用紙を貼ったもの。
特別展[茶の湯」の会場内には古田織部の茶室・燕庵の再現展示があって、ここだけは撮影可だった。