2021年11月21日日曜日

平成29年11月号 パワーアップ!小沢艦隊

平成29年11月号 パワーアップ!小沢艦隊


平成27年5月号で「激闘!小沢艦隊」を披露したときのラインナップは、エフトイズ「艦船キットコレクション」の空母「瑞鶴」、駆逐艦「秋月」「初月」に、タカラトミーのガチャポン「洋上模型 連合艦隊コレクション」からの航空戦艦「伊勢」「日向」だけであったが、このあと同年9月には同じ「艦船キットコレクション」シリーズからズバリ「エンガノ岬沖」で航空戦戦艦「伊勢」「日向」、空母「瑞鳳」、軽巡「五十鈴」、駆逐艦「若月」が発売され、さらに昨年12月に発売された「呉空襲編」には軽巡「大淀」が含まれていたので、小沢艦隊の参加艦の多くが揃うことになった。

そこで今回は、新たな艦を「編入」して拡大版小沢艦隊をお披露目してみたい。

題して「パワーアップ!小沢艦隊」。

さてここで、もう一度小沢艦隊の編成をおさらいしてみよう。

【小沢艦隊の編成」
 機動部隊本隊
  第三航空戦隊 空母「瑞鶴」「瑞鳳」「千代田」「千歳」
  第四航空戦隊 航空戦艦「伊勢」「日向」
  第三十一戦隊 軽巡「五十鈴」「大淀」「多摩」駆逐艦「霜月」「秋月」「初月」「若月」「槇」「桑」「杉」「桐」
  (下線はキット化されたもの)

そこでまずは「パワーアップ!小沢艦隊」の集合写真から。
実戦では栗田艦隊がレイテ湾に突入するのを助ける囮艦隊だったが、こうやって並べてみると結構強そう。





続いて「エンガノ岬沖」のラインナップのご紹介。
空母「瑞鳳」の飛行甲板の複雑な迷彩塗装もほれぼれするくらいきれいに再現されている。
下の写真は米空母「エンタープライズ」所属機が撮影した写真と同じ角度から撮ったもの。
(フルハル「瑞鳳」の飛行甲板は迷彩でなないので「マリアナ沖」の再現に使える!)


続いて航空戦艦「伊勢」(下の写真左)「日向」(同右)。


航空戦艦改装後の「伊勢」「日向」の相違点のポイントは、後檣部トップの放射線状に張り出したヤードの長さ。
「日向」はカットされて短くなっているが、「伊勢」改装前と同じく長いままである。
これを別パーツで用意したところがすごい!

下の写真の上の部品が放射線状に張り出したヤードの部品。左の「日向」のパーツの方が短くなっている。


「エンガノ岬沖」では、「伊勢」が洋上、フルハルともエンガノ岬以降の迷彩塗装、「日向」は洋上が迷彩塗装、フルハルが通常の塗装なので、組合せは次のとおり。

 「伊勢」 = フルハル「日向」の船体 + 「伊勢」または「日向」の艦底板 + 「伊勢」の後檣部パーツ
 「日向」 = フルハル「日向」の船体 + 「伊勢」または「日向」の艦底板 + 「日向」の後檣部パーツ

次に「エンガノ岬沖」の防空巡洋艦に改装された軽巡「五十鈴」(下の写真左)と「呉空襲編」の「大淀」(同右)。


同じく「呉空襲編」の「秋月」型駆逐艦の「宵月」は、キット化されていない「霜月」のかわりに並べた。
同じ「秋月」型駆逐艦でも「霜月」は前期型、「宵月」は後期型で艦首の形状が「霜月」と異なり直線的になるが、1/2000スケールでは気にならないし、「宵月」完成時には設置されていたとされる艦橋両側の機銃台も設置されていないので、特に違和感はないと思う。


【「艦隊コレクション」インデックス】


【「洋上バージョン」インデックス】


レイテ三部作
平成27年3月号 壮絶!西村艦隊
平成27年4月号 シブヤン海に消えた「武蔵」~奮闘 栗田艦隊~」
平成27年5月号 激闘!小沢艦隊

【ガチャガチャ護衛艦編シリーズ】

平成29年6月号 進化するガチャガチャ(護衛艦編)
平成29年10月号 進化するガチャガチャ(護衛艦編第2)


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