2017/06/04

平成29年6月号 進化するガチャガチャ(護衛艦編)

平成29年6月号 進化するガチャガチャ(護衛艦編)


海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」がガチャガチャワールドに出現!

カプセルを開けて三分割の船体をつなげると、全長はなんと12.4㎝、それにエレベーターの昇降もできる。



エレベーターは、飛行甲板前方と右舷艦橋後方の両方とも上下できる。
こちらが右舷艦橋後方のエレベーター。


右舷艦橋後部のエレベーターは手で上昇させることができるが、飛行甲板前方エレベーターを上昇させるにはどうしたらいいのかな、
と思い裏返してみると・・・



そう、この突起を押し上げると上昇する仕組みになっている。

スケールは1/2000。
「いずも」がどれだけ大きい護衛艦であるかは、同じスケールのタカラトミーアーツ「洋上模型 連合艦隊コレクション 十」の空母「大鳳」と比べてみるとよくわかる。
「いずも」は、基準排水量 19,500t、長さ 248m、幅 38m。
「大鳳」は、基準排水量 29,300t、長さ 260.6m、幅 30m(飛行甲板の中央部の幅)。
全長は「大鳳」がわずかに長いが、幅は見てのとおり「いずも」の方がかなり広い。



「護衛艦編」は全部で6種類。
下の写真左からイージス艦「こんごう」、その後ろが第三世代の汎用護衛艦「むらさめ」、手前が第五世代の汎用護衛艦「あきづき」。



続いて最新型の潜水艦「そうりゅう」と「うんりゅう」のセット(下の写真右)、一世代前の「おやしお」と「みちしお」のセット(下の写真左)。


潜水艦にはそれぞれ SH-60K 2機、オスプレイ 2機が付属しているので、「いずも」の甲板に乗せてみた。

護衛艦は艦底部分をはずすと洋上模型になる(「いずも」は洋上のみ)。















2017/05/07

平成29年5月号 東京国立博物館 特別展「茶の湯」

平成29年5月号 東京国立博物館 特別展「茶の湯」


東京国立博物館で開催中の特別展「茶の湯」に行ってきた。
足利将軍家にはじまって、千利休、古田織部、小堀遠州、松平不昧、そして益田鈍翁ほか近代数寄者に連なる茶の湯の流れに沿って、茶の湯には欠かせない名物が展示されていて、中国から伝来した唐物(からもの)から、日本の焼物まで、貴重な名物を一度に見ることができた。


そこで今月は茶の湯にちなんで、ガチャガチャのエポック社「ミニジオラマシリーズ 茶室」をご紹介。




3センチ四方の畳一枚に納まる大きさのミニチュアでも、一つ一つの小物の出来栄えはグッド。
左から風炉釜(ふろがま)、その前に柄杓(ひしゃく)と蓋置(ふたおき)、風炉釜の右隣が、水指(みずさし)と建水(けんすい)、その手前が茶碗と茶筅(ちゃせん)、その右隣がお盆の上に棗(なつめ)と茶杓(ちゃしゃく)、その右隣にお茶と和菓子を三人前並べてみた。
そして背景は、茶室の壁をイメージして、薄茶色の画用紙を貼ったもの。

特別展[茶の湯」の会場内には古田織部の茶室・燕庵の再現展示があって、ここだけは撮影可だった。














 

2017/04/04

平成29年4月号 艦隊コレクション№5 マリアナ沖海戦

平成29年4月号 艦隊コレクション№5 マリアナ沖海戦


先月に続いてエフトイズの1/2000スケール「艦船キットコレクション」シリーズをご紹介。

今月は平成25年(2013年)5月に発売された「Vol.4 マリアナ沖~1944」。



ラインナップは、上段が空母「大鳳」、前が左から戦艦「武蔵」、軽巡「矢矧」、駆逐艦「秋月」。

甲板に装甲を施した空母「大鳳」は、甲板の表面にラテックスを張っていたとされていたが、近年では木甲板であったという
説が出ている。「艦船キットコレクション」では、フルハルバージョンは木甲板説、洋上バージョンはラテックス説という粋な計らい。

洋上バージョンの空母「大鳳」。



次に、軽巡「矢矧」と駆逐艦「秋月」。軽巡と駆逐艦はこのシリーズ初登場。
全長わずか8㎝、6㎝余りという小さな船体に細かな武装や構造物が再現されている。



続いて戦艦「武蔵」。
「平成27年4月号 シブヤン海に消えた「武蔵」~奮闘 栗田艦隊」でも紹介したが、今回は新たに製作したもの。





去年12月に「艦船キットコレクション」のシリーズ9作目にあたる「FINAL 呉空襲~1945」が発売されたと思ったら、「現用艦船キットコレクション」の
方では、今年3月にシリーズ4作目にあたる「第一次総集編」が発売された。
このコーナーで紹介する「艦隊コレクション」は今月ようやく4年前に発売された「Vol.4 マリアナ沖」まで来たが、まだまだ先が長い。
発売のペースの早さに製作が追い付かない、といううれしい悲鳴をあげている。

















 

2017/03/06

平成29年3月号 艦隊コレクション№4(南太平洋海戦)

平成29年3月号 艦隊コレクション№4(南太平洋海戦)


今回紹介するのは平成24年(2012年)12月に発売されたエフトイズの1/2000スケール「艦船キットコレクションVol.3 南太平洋海戦~1942」。
昨年12月号「南雲艦隊の軌跡」で紹介した洋上バージョンに続き、今回はフルハルバージョン。



ラインナップは、上段左から空母「翔鶴」、空母「隼鷹」、手前左から重巡「筑摩」、重巡「高雄」。

南太平洋海戦には空母4隻、戦艦4隻、重巡8隻、軽巡2隻、駆逐艦24隻が参加した。

機動部隊本隊
 空母「翔鶴」「瑞鶴」「瑞鳳」
 重巡「熊野」 駆逐艦8隻
機動部隊前衛
 戦艦「比叡」「霧島」
 重巡「鈴谷」「利根」「筑摩」
 軽巡「長良」 駆逐艦7隻
前進部隊
 空母「隼鷹」
 戦艦「金剛」「榛名」
 重巡「愛宕」「高雄」「妙高」「摩耶」
 軽巡「五十鈴」 駆逐艦9隻

このうちキット化された空母は「翔鶴」と「隼鷹」。
米機動部隊に対して果敢な航空攻撃を行い、空母「ホーネット」沈没、空母「エンタープライズ」大破の戦果をあげた。


空母「翔鶴」

空母「隼鷹」

機動部隊前衛として米機動部隊の攻撃をひきつけた重巡「筑摩」と、前進部隊の護衛を務めた重巡「高雄」。

重巡「筑摩」

重巡「高雄」



2017/02/05

平成29年2月号 ギターコレクション№2

平成29年2月号 ギターコレクション№2


先月、久しぶりにユーライアヒープの"Midnight"が聴きたくなって1976年にリリースされたアルバム”HIGH AND MIGHTY”をCDラックから取り出した。

イントロのメロディアスなギターフレーズ、高音部のヴィヴラートがきいたヴォーカル、ユーライアヒープ独特のミステリアスな雰囲気を醸し出すコーラス、そしてクライマックスの重厚なオルガンソロ。
曲のタイトルどおり学生時代によく真夜中に聴いて、自分もいつかは重厚なオルガンにメロディアスなギターフレーズをからめた曲を作って演奏してみたいと思っていたことを思い出した。
でも、こんな思いはすでにギターを手にしなくなって長い年月がたってしまい、いまだにかなわずにいる。



今にして思うと、アルバム”HIGH AND MIGHTY”は1970年のデビュー以来、数々の名曲を送り出したユーライアヒープの最後の輝きだった。

このあとオリジナルメンバーで情感たっぷりに歌うボーカルのデヴィット・バイロンや、オルガンやピアノだけでなく、"Midnight"のギターのようにメロディアスなギターを弾くケン・ヘンズレー、それにベースの腕前には定評があるだけでなくボーカルもできる元キング・クリムゾンのジョン・ウェットンが脱退してバンドは下降線をたどっていく。

デビット・バイロンの後任、元ルシファーズ・フレンドのジョン・ロートンは、ルシファーズ・フレンドの同名のファーストアルバムで見せた驚異的な張りのある高音は好きだったが、ユーライアヒープでは少し違和感があった。
やっぱりギターのリフが前面に出る曲向きのボーカリストだ。
それに、オルガンやピアノだけでなく、ものすごくセンスのいいギタープレイヤーでもあったケン・ヘンズレーが脱退したことも大きい。彼が一人でヴォーカル、キーボード、ギターをこなしているソロアルバム"PROUD WORDS ON ADUSTY SHELF"(1973)、"EAGER TO PLEASE"(1975)を聴くと彼のギタリストとしてのセンスがよく分かる。


さて、今回紹介するのは久しぶりのギターコレクションシリーズ。
第2弾は「けいおん!ギターコレクション」。
ラインナップは左から、フライングV、レスポール、ムスタング、ジャズベース。
特にレスポールのサンバーストの色合いが見事。




バックは、平成24年8月号で紹介したドラムセットの残りを組み立てたもの。



(今回から特集に関連する月のインデックスをつけました。この機会に過去の特集もぜひご覧になってください。)


【音楽シリーズインデックス】

平成24年8月号 ビートルズ
平成25年7月号 ギターコレクション


(追記)
今月号の原稿を書いていた1月31日、ジョン・ウェットンの訃報に接した。これも何かの偶然か。
”HIGH AND MIGHTY”の1曲目”One Way Or Another"はジョン・ウェットンが歌っている。
謹んでご冥福をお祈りします。

キング・クリムゾンの”Starless"を聴きながら










2017/01/01

平成29年1月号 清水寺

平成29年1月号 清水寺


あけましておめでとうございます。
昨年一年間ご愛読いただきありがとうございました。
今年も毎月楽しい企画を出していきますので、おつきあいのほどよろしくお願いいたします。



今年の第一号は、京都に行けば誰もが真っ先に訪れる「清水寺」。


昨年秋ごろガチャガチャコーナーでよく見かけた「フィギュアみやげ」シリーズ。
ラインナップを見ると、北は北海道、みちのくから、東京、京都、大阪と来て、南は高知、沖縄まで、ちょっとしたおみやげに手頃なグッズがよりどりみどり揃っている。

その中でも特にほしかったのが、京都フィギュアみやげの「清水寺」。
そこでコインを入れてダイヤルを回すと、出てきたのはなんと「清水寺」!
お目当てのものがなかなか出てこなくて出費ばかりかさむこともあるガチャガチャなのに、全部で6種類のうちほしいものが1回で出てくるとは。
これは何とも運がいい。
その時、「これは縁起もの」と思い、今年の第一号に紹介することに決めた。

写真の清水寺の後ろは3年前の平成26年1月号で紹介した狩野永徳の「洛中洛外図屏風」。
金閣寺や銀閣寺もこのコーナーで紹介しているので、これからも京都の神社仏閣のミニチュアを集めて、いつかは立体洛中洛外図を完成させたいと、新春の夢を見ている。





2016/12/10

平成28年12月号 南雲艦隊の軌跡

平成28年12月号 南雲艦隊の軌跡


太平洋戦争の戦端を開いた真珠湾攻撃から75年。
ハワイでは12月8日(日本時間9日)に初めて日米共催の追悼式典が開催された。
かつて太平洋で激闘を繰り広げた日本とアメリカ。
日米両国は、この式典によって和解のメッセージを全世界に発信した。
そこで今回は75年目の節目の年にちなんで、ハワイからインド洋、南太平洋まで駆け巡った南雲艦隊の軌跡を1/2000スケールの艦船キットでたどってみた。


1 真珠湾攻撃(昭和16年12月8日)
 空母「赤城」


キットは艦船キットコレクションVol.1「真珠湾~1941」。


空母「赤城」、空母「蒼龍」、戦艦「比叡」、潜水艦「伊22、伊24」のフルハルバージョンは「模型で綴る太平洋戦争」の「真珠湾攻撃隊」に、空母「蒼龍」と戦艦「比叡」の洋上バージョンは「第1回エフトイズ艦船キットコレクション・フォトコンテスト(平成25年8月)」にアップしているが、「赤城」の洋上バージョンは本HP初公開。


2 ミッドウェイ海戦(昭和17年6月5日~7日)

続いて艦船キットコレクションVol.2「ミッドウェイ~1942」の洋上バージョン。


左上が空母「加賀」、その右が空母「飛龍」、左下が重巡「利根」、その右が戦艦「霧島」。


空母「加賀」の飛行甲板上には6月5日未明に行ったミッドウェイ島攻撃隊(零戦九機、九九艦爆十八機)を、


空母「飛龍」の飛行甲板上には米空母攻撃に向かった最後の攻撃隊(零戦六機、九七艦攻十機)を再現した。




ミッドウェイ海戦のフルハルバージョン⇒平成27年8月号「艦隊コレクション№1(ミッドウェイ海戦)」



3 第二次ソロモン海戦(昭和17年8月24日)

ミッドウェイ海戦に続いて日米空母部隊が激突した第二次ソロモン海戦。
ガダルカナル島攻撃のため本隊から分派された支隊の空母「龍驤」と重巡「利根」。


キットはタカラトミーの「洋上模型連合艦隊コレクション」の空母「龍驤」と重巡「利根」。


4 南太平洋海戦(昭和17年10月26日~27日)


南雲艦隊最後の闘いとなった南太平洋海戦。




キットは艦船キットコレクションVol.3「南太平洋海戦~1942」。
左上が空母「翔鶴」、その右が空母「隼鷹」、左下が重巡「高雄」、その右が重巡「筑摩」。
(「南太平洋海戦」のフルハルバージョンは「艦隊コレクション」シリーズであらためて紹介します。お楽しみに。)






 




平成30年1月号 江戸琳派~酒井抱一~

平成30年1月号 江戸琳派~酒井抱一~  あけましておめでとうございます。 昨年一年間ご愛読ありがとうございました。 おかげさまで「今月のコレクションボックス」のコーナーも7年目を迎えることができました。 今年も毎月楽しい企画を紹介していきますので、おつきあいのほどよろしくお願い...